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「Thunderbird 128.2.0esr」が公開 ~オープンソースの定番メールクライアント
全7件の脆弱性を修正
2024年9月5日 16:18
オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v128.2.0esrが、9月4日にリリースされた。以下の問題に対処したマイナーアップデートとなっている。
- クイックフィルターやグループ化によるソートでパフォーマンスが低下することがある
- クイックフィルターの結果で[すべてを既読にする]をクリックすると、フォルダー内のすべてのメールが既読になっていた
- 128.2.0esrより前の128リリースで「latest」ダウンロードバウンサーエイリアスが利用できなかった
セキュリティ関連の修正は、CVE番号ベースで全7件。深刻度の内訳は、Mozillaの基準で2番目に高い「high」が3件、3番目に高い「moderate」が3件、最も低い「low」が1件となっている。「Thunderbird」は既定でスクリプトが無効化されているため、「Firefox」ほどの影響はないが、できるだけ早めの対処が望ましい。
「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、公式サイト「thunderbird.net」や「Microsoft Store」からダウンロード可能。Windows版はWindows 10以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。