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「Thunderbird」の開発チーム、新たなスケジュールツール「Appointment」を発表

クローズドベータが開始、参加希望は待機リストへの登録を

スケジュールツール「Appointment」

 「Thunderbird」は8月29日、新プロジェクト「Appointment」を発表した。友人や家族、同僚など、誰とでも簡単にミーティングをスケジュールできるようにするツールだという。

 「Appointment」はスケジュールの作成、公開リンクによる共有、カレンダーへの登録といった機能をシンプルでわかりやすく提供することを目的としており、複数のタイムゾーンや組織をまたがったミーティングもスケジューリングできるという。もちろん「Thunderbird」との連携もシームレスに行えるようになるだろう。

「Appointment」のユーザーインターフェイス

 また、「Thunderbird」のプライバシー、オープン性、透明性といった価値観に基づき、オープンソースで開発されるのも魅力。特定の企業製品にロックインされたくないユーザーにとっての有力な選択肢となりそうだ。

 「Appointment」は段階的に展開されるとのことで、現在はクローズドベータ版という扱いだ。いち早く試したい場合は、待機リストに登録しておくとよいだろう。