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「Thunderbird 128.6.0esr」が公開 ~新着メール通知の問題などを修正

脆弱性の修正も

「Thunderbird 128.6.0esr」

 オープンソースのメールソフト「Thunderbird」v128.6.0esrが、1月8日にリリースされた。

 本バージョンでは、以下の問題に対処したメンテナンスリリースで、新機能等の追加はない。

  • 新着メール通知が既読になっても非表示にならない
  • 新着メール通知が誤ったフォルダーに表示され、繰り返しアラートが表示される
  • macOSで最小化されたメインウィンドウが、[CMD]+[1]キーで復元できなかった
  • コンテキストメニューの[返信]ボタンをクリックすると[全員に返信]コマンドが実行された
  • [すべて]、[未読]、[未読のスレッド]の切り替えが機能しなかった
  • ニュースグループからメッセージヘッダーをダウンロードすると動作停止する
  • 一度に多くの更新が行われると、メッセージリストのパフォーマンスが遅くなる
  • 「mailto:」リンクに現在のIDの作成形式が適用されない
  • AUTH PLAINまたはAUTH LOGINの認証失敗がUSERPASSにフォールバックしない

 また、詳細はまだ明らかにされていないものの、セキュリティ関連の修正があるようだ。

「Thunderbird」はWindows/Mac/Linuxに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、公式サイト「thunderbird.net」や「Microsoft Store」からダウンロード可能。Windows版はWindows 10以降をサポートしており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。