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定番の楽譜用フォント「Chaconne」のSMuFL対応版が発売へ ~「Dorico」でも利用可能【10月31日追記】
ジャズやポップス、バロック音楽、コンテンポラリーなど多様なジャンルの額で利用可能
2024年10月10日 16:15
(株)ストーンシステムは10月10日、楽譜用フォント「Chaconne」のSMuFL(Standard Music Font Layout)対応版「Chaconne Ex」を10月31日に発売すると発表した。
「Chaconne」は、日本の出版楽譜でデファクトスタンダードとなっている、標準的な音楽記号をデザインしたフォント。元々は、先日開発終了がアナウンスされた定番楽譜作成ツール「Finale」の日本語版のために制作された。ジャズやポップス、バロック音楽、コンテンポラリーミュージックなど多様なジャンルの楽譜で利用可能だ。
一方SMuFLは、従来の音楽記譜法で必要とされる何千もの音楽記号をUnicodeの基本多言語面の私的使用領域にマッピングする仕様。「Finale」を始め、さまざまなツールに採用されており、SMuFL準拠フォント同士であれば、フォントを変更しても楽譜内の記号が変わったり、文字位置やレイアウトが崩れる心配がない。
「Finale」の移行先として推奨されている「Dorico」でもサポートされており、「Dorico」のデフォルトフォント(「Bravura」)を使って作成した楽譜のフォントを、「Chaconne Ex」に切り替えても問題なく利用できるという。
[2024年10月31日編集部追記] 10月31日、「Chaconne Ex」が予定通り発売された。価格は16,500円だが、リリース記念セールとして12月1日までの期間限定で30%OFFの11,550円で購入できる。