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有料生成AIを無料・無制限で利用できる「リートン」が大規模リニューアル

ブログ・レポート・自己PR書をAIが作成してくれる機能追加、AI検索・AIタスク処理の強化も

各種生成AIを無料・無制限で利用できる「リートン」がリニューアル

 (株)リートンテクノロジーズジャパンは10月8日、AIプラットフォーム「リートン」の大規模リニューアルを開始した。第1弾となる今回は、ベース機能であるリートン独自の生成AIを用いた「AI検索」機能の高度化や各種新機能を拡充している。

 「リートン」は複数の生成AIを日本語対応にしたAIプラットフォーム。「ChatGPT」「Claude」「Stable Diffusion 3」などの最新AIモデルを無料・無制限で利用することが可能。

チャット機能や検索強化を行った「AI検索」など

チャット機能や検索強化を行った「AI検索」

 「AI検索」は、自然な対話形式でX(旧Twitter)を含むWebのリアルタイム検索が可能な機能。リニューアル後、インターネット上の最新データをもとに回答を生成するほか、ハルシネーション現象(AIが誤った情報を生成する現象)の最小化、回答結果の高度化を行っている。

 さらに、ネット上で話題となっている検索キーワードのランキングが表示される「リアルタイム検索ランキング」機能が追加され、ニュースやトレンドをAIに質問できるようになった。

AIタスク処理の機能強化なども

 ChatGPTを使った「AIタスク処理」には、ファイルやURLを添付できる「Proモード」を新たに搭載した。Proモードにすることで、URLやファイル(PNGなどの画像、PDF/TXT/DOCX形式の文書に対応)を添付でき、添付した書類や画像の解析を通して、専門的な回答を提供可能。

 このほか、画像生成の際にヒントになるサンプル画像の表示、回答を短文に要約してくれる「スピード検索」機能の追加などを行っている。

レポート、自己PR文を作成してくれる「AI自動作成」の追加

レポート、自己PR文を作成してくれる「AI自動作成」の追加

 Web版において、「AI自動作成」機能が追加された。これは、ブログ・レポート・自己PR書から作成したい文書を選択し、案内に沿って必要情報を入力することで、文書を自動作成する機能。数秒〜数分で回答が生成され、再生成も可能。

 インターネット上の情報を参照・引用したり、関連リンクやファイルを添付するなどの詳細な指定で、よりクオリティの高い文書生成も可能。

 このほか、オリジナルAIキャラクターを作成し、チャットできる「AIキャラ」機能のコンテンツ拡充も行っている。