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「Google Chrome」にセキュリティ更新、スクリプトエンジン「V8」などの脆弱性に対処

Windows環境には修正版のv130.0.6723.69/.70が展開中

「Google Chrome」にアップデート。Windows環境にはv130.0.6723.69/.70が展開中

 米Googleは10月22日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。現在、Windows/Mac環境にv130.0.6723.69/.70が、Linux環境にv130.0.6723.69が展開中。Windows/Mac向けの拡張安定チャネルもv130.0.6723.70へとアップデートされる。

 本バージョンは、3件の脆弱性に対処したセキュリティアップデートとなっている。

  • CVE-2024-10229:Inappropriate implementation in Extensions
  • CVE-2024-10230:Type Confusion in V8
  • CVE-2024-10231:Type Confusion in V8

 深刻度の評価は、いずれも4段階中上から2番目の「High」。悪用の報告はまだないようだ。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。