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「Microsoft Edge」にセキュリティ更新、ストレージ管理APIと拡張機能の問題にも対処

v130.0.2849.56へのアップデートを

「Microsoft Edge」v130.0.2849.56

 米Microsoftは10月24日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v130.0.2849.56を安定(Stable)チャネルでリリースした。「chrome.storage.managed」APIを使用する一部の拡張機能が正しく機能しない問題が修正されているとのこと。

 加えて、本バージョンではベースとなっている「Chromium」がv130.0.6723.70へとアップデートされた。3件の脆弱性修正が含まれている。

  • CVE-2024-10229:Inappropriate implementation in Extensions
  • CVE-2024-10230:Type Confusion in V8
  • CVE-2024-10231:Type Confusion in V8

 深刻度の評価は、いずれも4段階中上から2番目の「High」。今のところ悪用の報告はない。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。また、従来よりもわかりやすくしたアップデートインジケーターも展開中だ。