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「Microsoft Edge」にセキュリティ更新、スクリプトエンジン「V8」の脆弱性を修正

v129.0.2792.89へのアップデートを

「Microsoft Edge」v129.0.2792.89

 米Microsoftは10月10日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v129.0.2792.89を安定(Stable)チャネルでリリースした。Extended Stableチャネルもv128.0.2739.113へと更新されている。

 本バージョンでは、ベースとなっている「Chromium」がv129.0.6668.101へとアップデートされ、以下の2件の脆弱性が修正された。

  • CVE-2024-9602:Type Confusion in V8
  • CVE-2024-9603:Type Confusion in V8

 深刻度の評価は、いずれも4段階中上から2番目の「High」。今のところ悪用の報告はない。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。また、従来よりもわかりやすくしたアップデートインジケーターも展開中だ。