やじうまの杜

「Microsoft Edge」の読み込みが遅いのは拡張機能のせいかも ~調査ツールが展開中

Canary版「Edge 130」の一部ユーザーで

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「Microsoft Edge」拡張機能のパフォーマンス問題を検出するツール

 「Microsoft Edge」には多くの拡張機能があり、インストールすることでさまざまな機能を追加できます。しかし、なかには読み込みが遅かったり、動作に問題があったりして、「Edge」全体のパフォーマンスを落としてしまうものも散見されます。

 そこで搭載が検討されているのが、拡張機能のパフォーマンス問題を検出するツールです。Webページの読み込み遅延が顕著になり、それが続いていることを「Edge」が検知すると、このツールが拡張機能による影響をわかりやすい「%」表示でユーザーに知らせ、無効化することを提案してくれます。動作速度のペナルティと利便性向上を天秤にかけた上で、不要と判断した拡張機能を無効化すれば、「Edge」本来のパフォーマンスをいくぶん取り戻せるはずです。

 なお、この機能はCanary版「Edge 130」の一部ユーザーを対象に提供が開始されているとのこと。どうしてもこの機能を試してみたい場合は、Canary版「Edge 130」で試験フラグ「edge://flags/#edge-performance-extension-detection」を有効化し、「Edge」を再起動してみてください。

Canary版「Edge 130」で試験フラグ「edge://flags/#edge-performance-extension-detection」を有効化し、「Edge」を再起動

 ただし、本ツールが利用可能な環境であっても、実際にアラートを目にすることはほとんどないでしょう。アラートが表示されるのはあくまでも拡張機能のパフォーマンスに問題が見つかった場合だけです。もし自分で作った拡張機能で問題が見つかった場合は、サポートサイトにある拡張機能のパフォーマンスを最適化する方法を参照のこと。