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「Microsoft Edge 129」が公開 ~「CryptoWallet」が廃止、Mac版のサポートOSも変更

「Edge」固有の脆弱性3件を含むセキュリティ修正も

「Microsoft Edge」v129.0.2792.52

 米Microsoftは9月19日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v129.0.2792.52を安定(Stable)チャネルでリリースした。「Edge 129」では、一部市場で暗号通貨をサポートするために導入されていた「CryptoWallet」が廃止された。

 また、Mac版のサポートOSが「macOS Big Sur 11.0」およびそれ以降へと改められた。それより前の古いバージョンのOSを利用している場合、「Edge」のアップデートが提供されなくなるため注意したい。

 セキュリティ関係の修正は、「Edge」固有の脆弱性が3件。

  • CVE-2024-43489:Microsoft Edge(Chromium ベース)のリモートでコードが実行される脆弱性(重要)
  • CVE-2024-43496:Microsoft Edge(Chromium ベース)のリモートでコードが実行される脆弱性(重要)
  • CVE-2024-38221:Microsoft Edge(Chromium ベース)のなりすましの脆弱性(警告)

 加えて、「Chromium」がv129.0.6668.59へとアップデートされた。6件の脆弱性が修正されているので、できるだけ早いアップデートを心掛けたい。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面左上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。また、従来よりもわかりやすくしたアップデートインジケーターも展開中だ。