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「Microsoft Edge」で2件のセキュリティ修正 ~v130.0.2849.80へのアップデートを

「Microsoft Edge」v130.0.2849.80

 米Microsoftは11月7日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v130.0.2849.80を安定(Stable)チャネルでリリースした。ベースとなっている「Chromium」がv130.0.6723.117へとアップデートされ、2件の脆弱性が修正されている。

  • CVE-2024-10826:Use after free in Family Experiences
  • CVE-2024-10827:Use after free in Serial

 いずれも「Use after free」(UAF)に分類される脆弱性で、深刻度の評価は「High」。悪用の報告はまだないようだが、メモリ破壊や悪意あるコードの実行などにつながる可能性があるので、できるだけ早いアップデートが望ましい。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。また、従来よりもわかりやすくしたアップデートインジケーターも展開中だ。