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「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート、「Chromium」の脆弱性4件に対処

v131.0.2903.112へのアップデートを

「Microsoft Edge」v131.0.2903.112

 米Microsoftは12月19日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v131.0.2903.112を安定(Stable)チャネルでリリースした。拡張安定版もv130.0.2849.123へと更新されている。

 今回のリリースは、原則週に1回実施されているセキュリティアップデート。ベースとなっている「Chromium」がv131.0.6778.205へとアップデートされ、以下の4件の脆弱性が解消された。

  • CVE-2024-12692:Type Confusion in V8
  • CVE-2024-12693:Out of bounds memory access in V8
  • CVE-2024-12694:Use after free in Compositing
  • CVE-2024-12695:Out of bounds write in V8

 深刻度はいずれも「High」と評価されている。今のところ悪用の報告はない。

 デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。