「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート ～V8の問題に加え固有の問題も修正

「Microsoft Edge」v131.0.2903.86

　米Microsoftは12月5日（現地時間）、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v131.0.2903.86を安定（Stable）チャネルでリリースした。2件の脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

　2件のうち1件は「Google Chrome」v131.0.6778.108/.109で修正された、V8の型混乱の脆弱性（CVE-2024-12053）。深刻度は「High」と評価されている。

　もう1件は「Microsoft Edge」固有の問題で、ユーザーインターフェイスでスプーフィング（なりすまし）攻撃の恐れがある脆弱性（CVE-2024-49041）。深刻度は「Moderate」とされている。

　デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー（［…］アイコン）から［ヘルプとフィードバック］－［Microsoft Edge について］画面（edge://settings/help）へアクセスするとよい。