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Microsoftの自動化ツール「Power Automate for desktop」がダークモード対応へ

フローの失敗をAIの助けで修復するオプションも導入開始

「Power Automate desktop」がダークモードにプレビュー対応

 米Microsoftは12月20日(現地時間)、デスクトップ版「Power Automate」(Power Automate for desktop)の2024年12月アップデート(バージョン 2.51)を発表した。本バージョンでは、ダークモードがプレビューとしてサポートされた。設定画面から有効化できる。

 そのほかにも、自動化フローのエラーを修復するオプションがプレビューとして導入された。(自動操作対象のアプリのデザイン変更などにより)UI要素セレクターの欠落でフローが失敗した場合、手動もしくは「Copilot」による提案を受けてフローを修正できる。

 この機能は新しいデスクトップフローで、既定有効化される。ただし、利用できるのは米国を拠点とする環境で、職場または学校のアカウントでログインしている場合のみだ。

 デスクトップ向け「Power Automate」は、人間がマウスやキーボードで行っていた定型操作を自動化するRPAツール。現在同社のWebサイトから無償でダウンロード可能で、Windows 10ユーザーならば追加費用なしで利用できる。Windows 11には最初から含まれている。