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Oracle、2025年最初の定例セキュリティ更新 ~「Java」「VirtualBox」「MySQL」などで脆弱性318件

四半期ごとに実施される「Critical Patch Update」を実施

Oracle、2025年1月「Critical Patch Update」を実施

 米Oracleは1月15日(現地時間、以下同)、四半期ごとに実施される定例セキュリティアップデート(Critical Patch Update:CPU)の内容を発表した。「Oracle Java SE」や「MySQL」、「Oracle VM VirtualBox」などの製品で新たに318件の脆弱性が修正されている。

 「Oracle Java SE」関連では、新たに2件の脆弱性が修正された。「CVSS 3.1」ベーススコアは最大で「7.3」と評価されており)、うち1件は認証なしでリモートから悪用が可能。以下のバージョンへのアップデートが必要だ。

  • Java SE 23.0.2
  • Java SE 21.0.6
  • Java SE 17.0.14
  • Java SE 11.0.26
  • Java SE 8u441

 仮想化(Virtualization)製品に関する新規の脆弱性修正は、全2件。「CVSS 3.1」ベーススコアの最大は「7.3」と評価されているが、認証なしでリモートから悪用が可能な脆弱性は含まれていない。「Oracle VM VirtualBox」を利用している場合は、v7.1.6またはv7.0.24への更新が望ましい。

 そのほか、「Oracle MySQL」で39件の脆弱性が新たに修正されるなど、多くの製品に修正パッチが提供された。次回のCPUは4月15日に実施される予定だ。