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無料の画像編集ツール「paint.net 5.1.5」が公開 ~次世代の画像形式JPEG XLに対応

JPEG形式の半分以下のファイルサイズで、可逆圧縮・非可逆圧縮に両対応

「paint.net 5.1.5」

 米dotPDNは3月11日(現地時間)、自動選択やヒストグラム補正機能を備えた無料の画像編集ツール「paint.net 5.1.5」をリリースした。本バージョンでは次世代の画像形式JPEG XLをサポートしている。

 JPEG XL形式は、JPEG形式の後継となるべく2022年に標準化された新しい画像形式。JPEG形式の半分以下のファイルサイズで同等の画像品質を確保できるうえ、可逆圧縮・非可逆圧縮を選ぶこともできる。JPEG形式から可逆再圧縮することもでき、従来のExifなどの技術もサポート。また、広色域、HDR、アニメーション、アルファチャネル、レイヤー、サムネイルといった機能を備えている。拡張子は「jxl」。

 「paint.net」では「JpegXLFileType」プラグインを同梱することで、入力と出力に対応している。もちろん、他の画像形式と同様に編集可能だ。

JPEG XLをサポート

 このほか最新版では、同梱されている「AvifFileType」や「WebpFileType」プラグインが最新版へ更新されている。加えていくつかの不具合も修正された。

 「paint.net」は、64bit版のWindows 10/11およびWindows Server 2022に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、公式サイト「getpaint.net」や窓の杜ライブラリからダウンロードできる。「Microsoft Store」から1,150円(税込み)で購入し、開発を支援することも可能。

ソフトウェア情報

「paint.net」
【著作権者】
dotPDN LLC、Rick Brewster 氏、contributors
【対応OS】
64bit版のWindows 10/11およびWindows Server 2022
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
5.1.5(25/03/11)