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「Gemini」で動画の生成が可能に ~Advancedユーザー向けに順次提供開始

「Whisk」では画像とテキストのプロンプトによる動画生成も

「Gemini」で動画の生成が可能に

 米Googleは4月15日(現地時間)、同社の生成AIアプリ「Gemini」に動画生成機能を搭載したと発表した。同日よりGemini Advancedユーザー向けに提供が開始され、数週間かけ順次展開される。

 「Gemini」の動画生成機能は、同社の開発した動画生成AI「Veo 2」によって実装されている。動画にしたい短編ストーリーからビジュアルコンセプト、特定のシーンなどをプロンプトとして入力するだけで、シンプルで直感的に動画を生成可能だ。

 利用するにはモデルのドロップダウンメニューから[Veo 2]を選択し、プロンプトを入力すればよい。解像度720p、最長8秒間の動画を生成可能だ。ただし、生成できる動画の数は月ごとの制限があり、制限に近づいた際には通知が表示されるという。

 また、「Veo 2」による動画生成は、Google Labsの試験的な生成AIプロジェクト「Whisk」でも利用できる。「Whisk」ではテキストのプロンプトに加え、画像を参照して動画を生成可能。「Whisk」での動画生成には、Google One AI Premiumの加入が必要。

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