NEWS(09/08/03 15:48)
「HSP」v3.2が公開、毎年恒例の“HSPプログラムコンテスト”も応募受け付け開始
総合最優秀賞にはネットトップPCまたは“PSP go”が贈られる
ONION softwareは1日、インタープリター言語「Hot Soup Processor」(以下、「HSP」)の最新版v3.2を公開した。また、毎年恒例となった“HSPプログラムコンテスト2009”の応募受け付けも、同日より開始されている。
同コンテストは、スクリプト記述でGUIプログラムを作成できるフリーのプログラミング言語「HSP」で作成したプログラムのコンテスト。「HSP」によるプログラミングの楽しさを知ってもらうという目的で2003年から毎年開催されており、今年で7回目となる。
コンテストの部門は、ファイルサイズに制限のない“一般作品部門”と“HSPTV”の画面内で動作させるといった制限がある“HSPTVプログラム部門”の2部門が用意されており、全部門のなかで最も優れたプログラムに“総合最優秀・ツェナワークス賞”が、それぞれの部門の優秀作品には“優秀賞”が贈られるほか、小学生の作者に贈られる“最優秀小学生賞”なども設けられている。
応募期限は11月1日午前0時までとなっており、2009年1月1日以降に発表された作品であれば公開済みの作品でも応募可能で、年齢や職業を問わず誰でも参加できる。審査は主に技術・完成度・アイデアの3点を評価対象とし、応募締め切り後、同実行委員会などによる審査を経て、12月1日に最終選考結果が発表される予定。“総合最優秀・ツェナワークス賞”には最新のネットトップPCまたはソニー製携帯ゲーム機“PSP go(PSP-N1000)”が副賞として贈られるなど、豪華商品も用意されている。
「HSP」は、Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。同コンテストの“HSPTVプログラム部門”では、応募作品の作成に本バージョンが必要になるので注意。
本バージョンの主な変更点は、命令語やヘルプの検索・パラメーターの入力支援を行う“HSPアシスタント”機能や、新しいプラグインとして物理エンジン“OBAQ”が搭載されたこと。とくに、“OBAQ”は限られたプログラムサイズでリアルな物体の挙動を記述可能で、“HSPTVプログラム部門”での利用も認められている。また、“OBAQ”を利用したプログラムを対象とする“物理エンジンOBAQ賞”も用意されているので、腕に覚えのある人はぜひ“OBAQ”を利用したプログラミングにも挑戦してみよう。
- 【著作権者】
- ONION software
- 【対応OS】
- Windows 98/Me/2000/XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.2(09/08/01)