NEWS(09/10/20 13:51)

MS、PCとWindows 7の互換性を診断できる「Windows 7 Upgrade Advisor」を正式公開

ウィザード形式で手軽に利用可能、64bit版Windows 7への移行も同時に診断できる

「Windows 7 Upgrade Advisor」v2

「Windows 7 Upgrade Advisor」v2「Windows 7 Upgrade Advisor」v2

 米Microsoft Corporationは19日(現地時間)、現在利用しているPCが次期OS“Windows 7”との互換性をどれだけ満たしているかを診断できるツール「Windows 7 Upgrade Advisor」を正式公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のダウンロードセンターから日本語版をダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0以降が必要。

 本ソフトは、ウィザード形式で手軽にWindows 7導入時の問題点を診断できるツール。5月に英語ベータ版が公開されていたが、今回公開された正式版ではユーザーインターフェイスが日本語化されているほか、32bit版だけでなく64bit版Windows 7への移行に関しても同時に診断できるようになっている。

 診断内容は、Windows 7の動作に必要なハードウェア要件を満たしているかをチェックする“システム”、PCで利用中のデバイスがWindows 7でも動作するかを検証する“デバイス”、インストール済みのアプリケーションとWindows 7との間にある既知の互換性問題を調査する“プログラム”の3つ。また、互換性の有無のほかにアップグレードの際の簡単な注意点も表示してくれるほか、診断結果はIEで閲覧や印刷ができるMHT形式で保存することも可能。

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2(09/10/19)

(柳 英俊)