NEWS(09/12/22 16:20)

ディスクアクセス高速化ソフト「マッハドライブ」が64bit版Windows Vista/7に対応

キャッシュ領域として確保可能なメモリが1ドライブあたり4GBにまで拡大

 (株)アイ・オーデータは22日、HDD/SSDへの書き込みデータをメインメモリへキャッシュしてシステム全体の応答性を高めるソフト「マッハドライブ」の64bit対応版を公開した。Windows Vista/7の64bit版に対応しており、現在同社の直販サイト“アイオープラザ”にて価格2,480円(税込み)でダウンロード販売されているほか、同社製SSD“SSDN-STH”シリーズを購入したユーザーは無償でダウンロード可能。また、すでに32bit版を購入したユーザーは、64bit版も無償でダウンロードできる。

 本ソフトは、HDD/SSDなどへデータを書き込む際に、物理ディスクではなく読み書きが高速なメインメモリへ一時的にデータを書き込む。メモリへ一時的に溜め込まれたデータは、HDD/SSDへのアクセスがアイドル状態の際にまとめて書き込まれる。そのため、とくにSSDでは読み書きする際にシステム全体が短時間停止する“プチフリ”現象への対策や、書き込み頻度を抑えてSSDを長持ちさせたい場合に有効。

 今回64bit版Windowsに対応したことで、より大容量のメインメモリを搭載したPC環境でも利用可能になった。それに伴い、一時的にデータを溜め込んでおくキャッシュ領域へ、1ドライブあたり最大4GBまでメモリを割り当て可能になっている。なお、システムに4GB以上のメモリが搭載されている場合、全ドライブ合計で搭載メモリ量から2GBを引いた容量までをキャッシュに割り当てられる。

 また、同社製のメモリ、USB接続の外付けHDD、内蔵HDDの一部製品を購入したユーザー向けに、本ソフトの全機能を3カ月試用できる「マッハドライブLE」も用意されている。

【著作権者】
(株)アイ・オー・データ機器
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
ダウンロード販売(2,480円(税込み)、同社製SSD“SSDN-STH”シリーズのユーザーは無償で利用可能)
【バージョン】
-(09/12/22)

(柳 英俊)