NEWS(10/01/28 11:19)
フェンリル、ファイルの実体を移動せずに管理可能になった「FenrirFS」v1.1.0
使い勝手も大幅向上、USBメモリで持ち歩けるポータブル版も公開
フェンリル(株)は28日、ラベルや自動振り分け、アーカイブ、スターといったGmail風の機能でファイルを管理できるソフト「FenrirFS」の最新版v1.1.0を公開した。最新版の主な変更点は、ファイルの実体を専用のフォルダへ移動せずにファイルを管理できる“エイリアス”機能を追加したこと。
これまではファイルを専用のフォルダへコピー・移動して管理していたが、設定画面の[ドロップ操作]タブで“テンプレート”ラジオボタンを“エイリアスモード”へ切り替えることで“エイリアス”機能を利用できる。
ほかにも、設定画面の[ドロップ操作]タブではファイルをドロップした際の動作を条件別に細かく設定することが可能。また、“エイリアス”を利用せずにファイルを移動・コピーする際の保存先フォルダ“プロファイルフォルダ”も、設定画面の[全般]タブで指定できるようになった。
さらに、使い勝手に関しても大幅に改良された。たとえば、ファイルリスト上のファイルをラベルの一覧へドラッグ&ドロップするだけでラベルを付加できるようになったほか、ラベル一覧上でラベルを複数選択すると、選択ラベルをすべて、または1つ以上含むファイルを絞り込めるようになっている。
また、ファイルリストに表示されるラベルの位置もファイル名の前・後・カラムの右端から選択できるほか、複数のラベルが付加されている場合のラベルの並び順も設定可能。検索機能も強化され、検索欄に特定の文字列を付加することで最終アクセス日時やラベル名での検索が可能になった。
そのほか同日、本ソフトのポータブル版となる「Portable FenrirFS」も公開された。USBメモリへ保存するファイルをすべて「Portable FenrirFS」で管理すれば、煩雑になりがちなUSBメモリ内のファイルもスッキリ管理できるだろう。
「FenrirFS」および「Portable FenrirFS」は、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。また、「FenrirFS」は窓の杜ライブラリからもダウンロード可能。
- 【著作権者】
- フェンリル(株)
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1.0(10/01/28)