NEWS(10/03/23 15:40)
「CrystalDiskMark」がメジャーバージョンアップ、“NCQ”機能のテストに対応
テストデータを3種類から選択できる機能や、画面の拡大機能なども追加
ストレージ向けベンチマークソフト「CrystalDiskMark」の最新版v3.0.0が、21日に公開された。メジャーバージョンアップとなる本バージョンの変更点は、“NCQ(Native Command Queuing)”のテスト機能を搭載したこと。
“NCQ”とは、“Serial ATA II”規格で追加されたHDD高速化技術の1つ。ディスクドライブに対する書き込みや読み込みといった命令を一時的に溜め込み、ディスクの回転やヘッドの待避といったHDDの動作がなるべく少なくて済むように、ファームウェア側でコマンドを並び替えて実行する。
本ソフトでは、v3.0で新しく追加された“4K QD32”ボタンを押すことで、この“NCQ”を利用した書き込み・読み込み速度を測定可能。データを4KB単位でランダムに書き込み・読み取りする際に、最大32のコマンドを並び替えて実行できる。“NCQ”を利用しない“4K”のベンチマーク結果と比べてみよう。
そのほか、テストデータを3種類から選択できる機能や、画面を400%まで拡大できる機能などが追加された。さらに、本バージョンからは配布ファイルに作者が取得したデジタル署名が付加されている。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7およびXP/Server 2003/Vista/Server 2008/7の64bit版に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。
- 【著作権者】
- ひよひよ 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0.0(10/03/21)