NEWS(10/07/13 14:36)
Microsoft、Windows 7“Service Pack 1”のベータ版を公開
Windows Server 2008 R2向けも同時に公開、ただし一般ユーザーによる利用は非推奨
米Microsoft Corporationは12日(現地時間)、Windows 7の“Service Pack 1”(以下、SP1)のベータ版を公開した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、ダウンロードの際には“Live ID”が必要なほか、簡単なアンケートに答える必要がある。
本ベータ版では、一般ユーザー向けの新機能は提供されておらず、既存の修正プログラムが主な内容となっている。そのため、一般ユーザーにとって導入する意味は少ない。また、一般ユーザーによるインストールもサポートされないので、管理者や開発者、テスター以外は導入するべきではない。
ダウンロードページからは、“Windows Update”上でSP1をダウンロード可能にするプログラム「WUSignUpTool」をダウンロードできる。実際にSP1を適用するためには、「WUSignUpTool」を実行後“Windows Update”で「KB976902」をインストールし、その後もう一度“Windows Update”からSP1を導入する必要がある。
なお、同日Windows Server 2008 R2向けのSP1のベータ版も公開されている。こちらにはこれまでの更新プログラムのほか、サーバー上で動作する仮想PCの利用状況に応じて物理メモリを動的に割り当てる“Dynamic Memory”機能や、仮想PC上や“リモート デスクトップ接続”経由で高品質な動画の再生や“Silverlight”アプリおよび3Dアプリの実行が可能になる“RemoteFX”機能が新たに搭載されている。