NEWS(10/09/15 17:01)

不要プロセスを一時停止させて快適なゲームプレイを可能にする「Game Booster」

ドライバーの更新や、ゲームのプレイに便利なソフトのダウンロードも支援

「Game Booster」v2.0 beta1.0「Game Booster」v2.0 beta1.0

 デフラグソフト「Smart Defrag」などで知られるIObitは15日、パソコンでゲームをする際に不要なプロセスを一時的に停止させることで、快適にゲームをプレイ可能にするソフト「Game Booster」の次期バージョンのベータ版となるv2.0 beta1.0を公開した。Windows 2000/XP/Vista/7およびXP/Vista/7の64bit版に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトからダウンロードできる。

 「Game Booster」は、バックグラウンドで動作中のプロセスやWindowsサービスを一時的に停止させることで、快適にゲームをプレイ可能にするソフト。操作は簡単で、メイン画面にある矢印ボタンをスライドさせるだけ。停止させた機能を再度有効化したい場合は、矢印ボタンを逆方向へスライドさせればよい。

 本機能を初めて利用する際は、停止させるプロセスやWindowsサービスをウィザード形式で指定する仕組み。まずは不要と思われるWindowsサービスが一覧表示されるので、停止させたくないものがある場合はチェックを外しておこう。このとき、それぞれの項目にマウスカーソルを合わせることで、日本語で各サービスの解説がポップアップ表示されるのがうれしい。次にバックグラウンドで動作しているプロセスが一覧表示されるので、停止させたいものにチェックすれば準備は完了だ。

 さらに、グラフィックボードなどのドライバーに未更新のものがないかチェックする機能も備えており、最新版のドライバーが見つかった場合は、本ソフト上からドライバーのダウンロードページを開くことが可能。また、ボイスチャットソフト「TeamSpeak」など、ゲームをプレイする際に便利なソフトを本ソフト上からダウンロードすることもできる。

 そのほか、インストールされているゲームや、ゲームが保存されているフォルダを指定してデフラグを行う機能や、ボタン一発でレジストリの値を変更し、パソコンのパフォーマンスを向上させる機能が用意されている。

【著作権者】
IObit
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0 beta1.0(10/09/15)

(加藤 達也)