NEWS(11/02/07 14:11)
“Windows Phone 7”の無償開発環境がアップデート、コピー&ペーストに対応
各種コンポーネントの不具合修正や機能向上、開発ツールの追加なども
米Microsoft Corporationは4日(現地時間)、“Windows Phone 7”向けのアプリを開発できる無償開発環境「Windows Phone Developer Tools」(以下、WPDT)英語版の更新プログラム「Windows Phone Developer Tools January 2011 Update」を無償公開した。Windows Vista/7および同64bit版に対応しており、インストールにはWPDTが必要。現在、同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。
本更新プログラムは、ライブラリや開発ツールの更新プログラム「WindowsPhoneDeveloperResources_en-US_Patch1.msp」と、開発環境および開発アドインの更新プログラム「VS10-KB2486994-x86.exe」の2つのファイルからなっており、両方を順にインストールする必要がある。
主な修正内容は、“Windows Phone 7”の次期アップデートに対応して、エミュレーターでもテキストのコピー&ペースト機能のサポートが追加されたこと。“TextBox”“PasswordBox”および“WebBrowser”の各コントロールで、テキストのコピーと貼り付けが可能。
また、アプリ配信サービス“Windows Marketplace”へ自作のアプリをアップロードする前に、アプリが基準を満たしているかチェックできるツール「Windows Phone Capability Detection Tool」や、デバイス接続・管理ソフト「Zune ソフトウェア」なしにPCをデバイスと接続できるツール「Windows Phone Connect Tool」が追加された。さらに、64MBを超えるXAPファイルをデバイスに配置可能になったほか、各種コンポーネントの不具合修正や機能改善、アプリの起動速度の向上なども図られている。
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.1(11/02/04)