NEWS(11/03/22 13:38)

「Adobe AIR Launchpad」の最新ベータ版が公開、日本語に対応

設定項目の追加やサンプルの増強、不具合の修正なども

「Adobe AIR Launchpad」Beta 5 (v2.5.0)「Adobe AIR Launchpad」Beta 5 (v2.5.0)

 米Adobe Systems Incorporatedは7日(現地時間)、“Adobe AIR”を利用したデスクトップアプリケーションの開発を支援するツール「Adobe AIR Launchpad」Beta 5 (v2.5.0)を公開した。

 「Adobe AIR Launchpad」は、ウィザード形式で簡単に“Adobe AIR”アプリケーションの雛形を作成できるソフト。作成した雛形は、「Adobe Flash Builder」などの開発環境で利用可能なプロジェクトファイルとなっており、開発環境で読み込んで修正・拡張するだけで“Adobe AIR”アプリケーションを作成できる。

デスクトップ版とモバイル版の2つからプロジェクトの種類を選択可能にデスクトップ版とモバイル版の2つからプロジェクトの種類を選択可能に

 本ベータ版では日本語を含む8カ国語に対応したほか、起動時にデスクトップ版とモバイル版の2つからプロジェクトの種類を選択できるようになった。[メインメニュー]を押せば、すばやくプロジェクトを切り替えることも可能。また、レンダリングモードやネットワーク関連の設定項目が追加されたほか、サンプルの増強や不具合の修正なども行われている。

 「Adobe AIR Launchpad」はWindowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、同社のラボサイト“Adobe Labs”からダウンロードできる。なお、動作にはAdobe AIRが必要。

【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windowsなど(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
Beta 5 (v2.5.0)(11/03/07)

(柳 英俊)