NEWS(11/04/05 16:49)
オレガ、ストレージ仮想化ソフト「VVAULT」の個人向けライセンスを無償化
クライアント系OSに限り接続可能なストレージ数の制限が撤廃
(株)オレガは5日、ストレージ仮想化ソフト「VVAULT」の最新版v1.0.1を公開するとともに、これまで有償提供されていた個人向けライセンス“Personal”版を無償化したことを発表した。
「VVAULT(ブイボルト)」は、複数のさまざまなストレージを単一の仮想ドライブへ統合できるソフト。内蔵・外付けHDDやNAS、USBメモリなど、さまざまな種類を混在可能で、保存されたデータは自動で階層化処理(ティアリング)が施される。
階層化処理とは、利用頻度に応じた最適なストレージに再配置すること。たとえば、頻繁に利用するファイルは高速な内蔵SSDへ、あまり利用しないファイルは低速だが容量の大きいNASへといった具合に配置すれば、ストレージコストの削減と応答速度の維持という相反する2つの課題を同時に解決可能。
本製品には、接続できるストレージ数が2つまでに制限された無償版“Basic”と、個人向けの“Personal”、法人向けの“Professional”という3つラインナップが用意されており、今回無償化されたのはこれまで月額525円(税込み)で提供されていた“Personal”版。“Basic”版からサーバーOSのサポートが省かれているが、接続可能なストレージ数の制限は撤廃されている。
“Personal”版を利用するには、まず「VVAULT Basic」をインストールしよう。次に、同社の製品サポートサイト“VVAULT カスタマーズ・スクエア”のアカウントを取得・ログインして、“Personal”ライセンスの発行手続を行う。あとは、Webブラウザーで「VVAULT」の管理ページを開いてライセンス認証を行えば、接続できるストレージ数の制限が解除される。
なお、サーバーOSで本ソフトを利用したり、テクニカルサポートを必要とする場合は、“Professional”(月額10,500円(税込み))のライセンスを購入する必要がある。
「VVAULT Personal」
- 【著作権者】
- (株)オレガ
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.1(11/04/05)