NEWS(11/05/12 15:59)

フォントをWOFFへ変換する際にメタデータを付加可能に「WOFFコンバータ」v2.00

WOFFをTrueTypeフォントなどへ変換する際に著作権情報の内容を表示することも可能

「WOFFコンバータ」v2.00「WOFFコンバータ」v2.00

 TrueType/OpenTypeフォントと“WOFF(Web Open Font Format)”を相互変換できる「WOFFコンバータ」の最新版v2.00が、12日に公開された。本バージョンでの主な変更点は、フォントを“WOFF”へ変換する際に著作権情報などを記述したメタデータを付加する機能を追加したこと。

 “WOFF”は、CSSを利用して任意のフォントをWeb上で利用可能にする技術“Web Fonts”で利用できるフォーマットのひとつ。XML形式によるフォントの著作権情報の付加に対応しているのが特長。

 本バージョンでは、TrueType/OpenTypeフォントを“WOFF”へ変換する際に、必要な情報を記述したXMLファイルを指定することで、変換後の“WOFF”に著作権情報などを付加することが可能となった。

“WOFF”に付加されているメタデータを表示可能“WOFF”に付加されているメタデータを表示可能

 また“WOFF”をTrueType/OpenTypeフォントへ変換する際に、“WOFF”に著作権情報が付加されていれば、別ウィンドウで著作権情報の内容が表示される仕組み。必要に応じて著作権情報の内容をXML形式で保存することも可能。

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
武蔵システム
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.00(11/05/12)

(加藤 達也)