NEWS(11/07/14 10:31)
Microsoft製の初心者向け学習用開発環境「Microsoft Small Basic」がv1.0へ到達
作成したプログラムのWeb共有も可能、日本語へ翻訳済みの学習教材も用意される
米Microsoft Corporationは13日(現地時間)、同社製の初心者向けプログラミング言語の開発・実行環境「Microsoft Small Basic」(以下、「Small Basic」)v1.0を無償公開した。現在、本ソフトの公式サイト“smallbasic.com”からダウンロード可能で、日本語版も用意されている。
「Small Basic」は、マイクロソフトが子供向けに開発したプログラミング言語の開発・実行環境。プレリリース版から約2年の開発期間を経て、今回ついに正式版が公開された。
学習の容易さに定評のある“BASIC”をもとに、一部の煩雑な言語仕様が取り除いたプログラミング言語が採用されている上、亀を自由に動かして軌跡で絵を描ける“Turtle”オブジェクトや、写真共有サイト“Flickr”を利用できるオブジェクトなどがあらかじめ搭載されており、初めての人でも気軽にプログラムが組めるように設計されている。
また、作成したプログラムを「Small Basic」で実行できるだけでなく、公式サイトへアップロードして公開・共有できるのも本ソフトの特長。Webブラウザー上での実行には、“Silverlight”が利用されている。ほかのユーザーのプログラムのソースコードを「Small Basic」へインポートすることも可能。
なお、今回の正式版公開を機に公式サイトのデザインやコンテンツが一新されている。日本語へ翻訳済みの入門教材(PPT形式)も用意されているので、「Small Basic」に興味をもったユーザーはぜひ訪れてみてほしい。
本ソフトはWindows XP/Vista/7に対応しており、動作には.NET Framework 3.5が必要。
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0(11/07/13)