NEWS(11/08/23 15:46)

「Windows Phone SDK 7.1」がリリース候補版に、日本語版もダウンロード可能

作成アプリを“Windows Phone Marketplace”へ公開可能な“Go Live”ライセンスで

「Windows Phone SDK 7.1」リリース候補版「Windows Phone SDK 7.1」リリース候補版

 米Microsoft Corporationは22日(現地時間)、「Windows Phone SDK(WPSDK) 7.1」(旧称「Windows Phone Developer Tools(WPDT)」)のリリース候補(RC)版を公開した。現在、同社のダウンロードセンターからダウンロードできる。

 「WPSDK 7.1」は、“Windows Phone 7.0”および“Windows Phone 7.5”端末向けのアプリケーションを開発するための開発キット。開発環境「Visual Studio 2010 Express for Windows Phone」やユーザーインターフェイスのデザインツール「Microsoft Expression Blend for Windows Phone」のほか、各種必要なコンポーネント一式が含まれており、コーディングからテスト実行、デバッグ、デザインに至るまでの開発環境を無償で揃えることが可能。これまで英語版のみが提供されていたが、RC版からは日本語版も用意されている。

開発環境「Visual Studio 2010 Express for Windows Phone」開発環境「Visual Studio 2010 Express for Windows Phone」

“Windows Phone”端末のエミュレーター“Windows Phone”端末のエミュレーター

 また、本RC版からは“Go Live”ライセンスで提供されており、アプリの開発だけでなく、作成したアプリを“Windows Phone Marketplace”へ公開することも認められている。

 なお、すでに「WPSDK 7.1」のベータ版を利用している場合は、RC版のインストールの前にあらかじめアンインストールする必要があるので注意。また、すでに「Visual Studio 2010」をインストールしている場合は、「Visual Studio 2010 SP1」をインストールしておく必要がある。

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows Vista/7/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.1 RC(11/08/22)

(柳 英俊)