NEWS（12/10/15　17:16）

　（有）電机本舗は14日、RAMディスク作成ソフト「RAMDA」v1.2の無償版を公開した。Windows 2000/XP/Vista/7および64bit版のXP/Vista/7に対応し、個人利用に限り無償で利用可能。現在、同社のWebサイト上に設置されたアンケートに回答することで、ダウンロード用のURLがメールで送信される。

　「RAMDA」は、メインメモリ上にRAMディスクを作成できるソフト。Windows 8に対応するほか、64bit環境では32GB、32bit環境ではOS管理外領域へ最大16GBのRAMディスクを作成可能。自動バックアップおよびPC起動時の自動リカバリ機能を搭載する。

　さらに、簡単な操作でWindowsのTEMPフォルダや、IE、「Firefox」「Google Chrome」のキャッシュをRAMディスクへ配置するように設定可能。また、Windowsの備えるジャンクション機能を活用することで、任意のフォルダを［送る］メニューからRAMディスクへ配置する機能も備えている。

　同日、次期バージョンv1.3のベータ版も公開されている。v1.3では、64bit環境の“Home Premium”エディションを利用している場合に、16GBを超えたメモリをOS管理外メモリとして活用できる機能が追加されているほか、32bit環境のOS管理外領域へRAMディスクとして割り当てられるメモリが最大32GBに拡張されている。

　また、「RAMDA」の有償版は10月20日に発売予定で、価格は1,980円。有償版ではRAMディスク内で変更のあったファイルのみをバックアップすることで、ディスクの負荷を抑える機能を利用できるという。