ニュース

“Quick Convert”ダイアログが追加された「foobar2000」v1.2が公開

MP3/AAC/Ogg Vorbis形式の音声ファイルのデコードに「FFmpeg」を利用する仕様に

「foobar2000」v1.2

 ユーザーインターフェイスや機能を自由にカスタマイズでき、多機能にもシンプルにも使える音楽プレイヤー「foobar2000」の最新版v1.2が、12月28日に公開された。最新版の主な変更点は、シンプルなユーザーインターフェイスで音声ファイルをエンコードできる“Quick Convert”ダイアログが追加されたこと。

 “Quick Convert”ダイアログは、プレイリストの右クリックメニューにある[Convert]サブメニューの[Quick Convert]項目から呼び出せる。“Quick Convert”ダイアログでは、細かいカスタマイズはできないものの、プリセット項目を選ぶだけでMP3/AAC/Ogg Vorbis形式などへ音声ファイルを変換可能。また、プリセットのビットレートなどを変更したり、新たなプリセット項目を作成することもできる。

“Quick Convert”ダイアログ
プリセットのビットレートなどを変更
「UPnP MediaRenderer Output」

 さらに、MP3/AAC/Ogg Vorbis形式の音声ファイルのデコードに「FFmpeg」を利用する仕様に変更されている。また、ネットワーク上にあるUPnP規格の“MediaRenderer”機器を、本ソフトのアウトプットデバイスとして利用できる新たなコンポーネント「UPnP MediaRenderer Output」に対応した。

 本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、12月29日にはtnetsixenon氏による日本語化パッチも公開されている。

ソフトウェア情報

「foobar2000」
【著作権者】
Peter Pawlowski 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.2(12/12/28)

(長谷川 正太郎)