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「Opera」v12.13が公開、深刻度“High”を含む4件の脆弱性を修正

任意のコードを実行される恐れ

 ノルウェーのOpera Software ASAは30日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Opera」の最新版v12.13を公開した。

 本バージョンでは、4件の脆弱性が修正されている。うち1件は重要度が低く、詳細は後日公開されるとのこと。詳細が公開されている脆弱性の深刻度は、同社の基準で5段階中2番目に高い“High”が2件、4番目に高い“Low”が1件となっている。“High”に位置付けられた脆弱性を悪用された場合、任意のコードを実行される恐れがある。

 また、自動更新機能を強化していく計画に伴い、新しいスタンドアロン形のアップデートチェッカーが追加されたほか、標準の検索エンジンを乗っ取られてしまう問題に対する保護機能が強化された。そのほかいくつかの不具合が修正されている。

 本ソフトは、Windows XP以降などに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Opera」
【著作権者】
Opera Software ASA
【対応OS】
Windows XP以降など(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
12.13(13/01/30)

(加藤 達也)