ニュース

Windows Sysinternals、「Process Explorer」v15.3を公開

ユーザーインターフェイスに関連する改善がメイン

「Process Explorer」v15.3

 米Microsoft Corporationの一部門である“Windows Sysinternals”は4日(現地時間)、高機能なタスクマネージャー「Process Explorer」v15.3を公開した。本バージョンにおける変更は、ユーザーインターフェイスに関連する改善がメイン。

 たとえば、プロセスのリストビューで“CPU”“Private Bytes”“Working Set”“GPU”の列が色分けされるようになった。なお、“GPU”の列は初期状態で非表示となっている。表示するには、[Select Colmuns]ダイアログの[Process GPU]タブで“GPU Usage”というチェックボックスをONにする必要がある。

 さらに、プロセスのプロパティ画面の[Security]タブでは、セキュリティグループが名前順にソートできるようになった。また、Windows 8環境では“taskhostex.exe”が管理しているタスクがツールチップでチェックできるようになっている。

[Security]タブでセキュリティグループが名前順にソートできるように
“taskhostex.exe”が管理しているタスクがツールチップでチェックできる

 そのほかにも、プロセスが32bitか64bitかに応じて適切なダンプを生成可能にするといった機能改善や、Windows 8環境におけるディスクカウンターの不具合への対応なども盛り込まれている。

 「Process Explorer」は、Windows XP以降のクライアントOSおよびWindows Server 2003以降のサーバーOS(IA64版を含む)に対応するフリーソフトで、現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Process Explorer」
【著作権者】
Mark Russinovich 氏
【対応OS】
Windows XP以降(IA64版を含む)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
15.3(13/02/04)

(柳 英俊)