ニュース
トゥーンレンダリングが可能になったフリーの3DCG作成ソフト「StoneyDesigner」v2.7
OBJ形式の3Dオブジェクトファイルを開けるように
(2013/6/28 10:38)
簡単な操作で3Dモデルを作成してレンダリングが行えるフリーの3DCG作成ソフト「StoneyDesigner」の最新版v2.7が、25日に公開された。最新版の主な変更点は、3Dオブジェクトをマンガのように輪郭線を付けて描画するトゥーンレンダリング機能が追加されたこと。
トゥーンレンダリング機能は、“レンダリングの設定”ダイアログの[トゥーンレンダリング]タブから利用でき、輪郭線の太さや色、ぼやけ具合を変更できる。また、輪郭線だけでなく、オブジェクトの角などにも線を追加するオプションも用意されているほか、指定した材質では輪郭線を描画しないようにすることも可能。
トゥーンレンダリング以外の変更点としては、OBJ形式の3Dオブジェクトファイルを開けるようになったほか、TIFF形式や無圧縮のTGA形式の画像をテクスチャーとして読み込めるようになった。さらに、レンダリングした画像をTIFF形式で保存できるようになっている。
また、図形の選択をすべて解除したり、全選択がトグルでできるコマンド“選択解除、全て選択”が追加された。“選択解除、全て選択”コマンドは[編集]-[図形の選択]メニューから利用できるほか、ショートカットキーに割り当てることも可能。そのほか、アニメーションのレンダリングで、1フレームのレンダリングが終了するたびにウィンドウが最前面へ表示されないようになるなどの仕様変更が施されている。
本ソフトは、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「StoneyDesigner」
- 【著作権者】
- N.Ishizaka 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.7(13/06/25)