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「Google 日本語入力」v1.12、新機能が安定版で利用できない問題を修正

ローマ字入力モードでアルファベットをすばやく入力できる機能を利用できるように

「Google 日本語入力」v1.12.1591.0

 米Google Inc.は、日本語入力システム「Google 日本語入力」の最新安定版v1.12.1591.0を公開した。11月28日に同社のブログで該当する更新のアナウンスがあったが、ダウンロードできるファイルの更新が行われておらず、編集部にて9日に更新されたことを確認した。

 最新版の主な変更点は、v1.12で搭載された、ローマ字入力モードでアルファベットをすばやく入力できる機能が常に無効になっていた問題を修正したこと。これにより、ローマ字入力モードで日本語ではないと思われる文字列が入力された際に、かなに変換する前のアルファベットを“もしかして”として表示できるようになった。たとえば、“ふぉれst”と入力すると“forest”が“もしかして”の変換候補としてポップアップする。

 また、開発版の「Google 日本語入力」も9日(日本時間)にv1.13.1650.100へ更新され、こちらは2日のアナウンス通り、ユーザー辞書の同期機能が廃止されている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7/8および64bit版のVista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社Webサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Google 日本語入力」
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/Vista x64/7 x64/8 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.12.1591.0
「Google 日本語入力」開発版
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/Vista x64/7 x64/8 x64
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.13.1650.100(13/12/09)

(長谷川 正太郎)