H.265形式に対応し、画面の回転が可能になった「GOM Player」v2.2.56.5181が公開

「GOM Player」v2.2.56.5181

　（株）グレテックジャパンは9日、動画コーデック内蔵で軽快な定番動画プレイヤー「GOM Player」の最新版v2.2.56.5181を公開した。最新版の主な変更点は画面を90度ずつ回転させる機能が追加されたこと。

　これにより、たとえばスマートフォンで動画を撮影する際に端末が縦の状態で撮影してしまい、PCなどで再生すると地面が垂直になってしまう動画を適正な向きへ補正して視聴することが可能。画面の回転は［Ctrl］＋［Shift］＋［S］キーで実行可能。

　また、H.265形式動画の再生に対応したほか、カシオ製デジカメで撮影されたMOV動画の音声を再生できない問題が解決された。さらに、第4世代インテル Core プロセッサーに搭載された動画処理機能“インテル クイック・シンク・ビデオ”を利用した動画再生に対応したほか、MP3音声の再生時にアルバムアートを表示できるようになっている。ただし、編集部にて試用したところ、アルバムアートを含むMP3ファイルを再生できなかった。

　そのほか、さまざまな形式の動画を再生した際の性能が向上するなどの仕様変更・不具合修正が施されている。

　本ソフトは、64bit版を含むWindows 2000/XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。