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デスクトップのフォントレンダリングの品質を改善する「MacType」がアップデート
不具合修正がメインのメンテナンスリリース。リソース不足につき、開発協力者を募集中
(2014/1/7 15:36)
The FreeType Projectは12月31日、Windows デスクトップのフォント描画の品質を改善するソフト「MacType」の最新版v1.2013.1231.0を公開した。現在、“Google Code”から無償でダウンロードできる。
「MacType」を利用すると、システムに代わり独自のフォントレンダリングを施すことで、デスクトップ全体のフォントの表示品質を向上させることが可能。「gdipp」の後継ソフトにあたる。アプリケーションによっては互換性に問題があるため、万人に無条件でお勧めできるものではないが、Mac OS Xのようなアンチエイリアスの効いた滑らかなフォントレンダリングを好むユーザーは試してみてもよいだろう。
本バージョンは2012年10月以来のアップデートとなるが、Windows 8/8.1環境でフォントレンダリングの乗っ取りが正常に行えない問題や、デフォルトのフォントリンク(フォントに含まれていない文字をほかのフォントの文字で代替する仕組み)が正常に取得できない問題など、これまでに発見された不具合の修正がメインとなっている。開発リソースが不足しておりアップデートがままならず、現在協力者を募っているとのことなので、興味がある開発者はコンタクトをとってみてほしい。
ソフトウェア情報
- 「MacType」
- 【著作権者】
- The FreeType Project
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.2013.1231.0(13/12/31)