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Mac領域へアクセス可能。「Paragon HFS+ for Windows 8/8.1 Free Edition」が無償公開

Windows 8/8.1環境からHFS+/HFSXパーティションの読み書きが可能に

「Paragon HFS+ for Windows 8/8.1 Free Edition」

 独Paragon Software GmbHは、Windows環境でHFS+/HFSXパーティションを扱えるようにするソフト「Paragon HFS+ for Windows 8/8.1 Free Edition」を公開した。Windows 8/8.1に対応しており、現在同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。

 「Paragon HFS+」は、MacのファイルシステムであるHFS+/HFSXでフォーマットされたパーティションをWindows環境からアクセスできるようにするユーティリティドライバー。インストールできる環境はWindows 8/8.1に限られるが、読み取り・書き込みの双方に対応する。

 また、同社によるとUSB 3.0ドライブをサポートするほか、MacでWindowsを利用できるようにする「Boot Camp」のドライバーとの互換性も確保。書き込み中の処理中断や電源切断でもデータが失われにくいジャーナリングにも対応しており、市場でもっとも高いパフォーマンスと安定性をもつという。

 本ソフトはインストールするだけで機能し、HFS+/HFSXボリュームを「エクスプローラー」や「ディスクの管理」で直接扱えるようになる。ファイル名が“.”で始まるファイルは隠しファイルとして扱われる。

HFS+/HFSXボリュームを「エクスプローラー」や「ディスクの管理」で直接扱えるようになる

 なお、セットアップの際はインストーラーの案内に従い、同社サイトで無償のライセンスキーを発行してもらう必要がある。また、本ソフトの利用は非商用および教育目的に限られるので注意。Windows 7以前の環境で利用したい場合や、商用での利用を望む場合は、有償版の「HFS+ for Windows 10」(ダウンロード販売、税込み2,160円)を購入する必要がある。

ソフトウェア情報

「Paragon HFS+ for Windows 8/8.1 Free Edition」
【著作権者】
Paragon Technologie GmbH
【対応OS】
Windows 8/8.1
【ソフト種別】
フリーソフト(非商用および教育目的のみ)
【バージョン】
-(14/07/16)

(樽井 秀人)