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フリーのマンガ制作ソフト「CloudAlpaca」、通常有償のフォントを無償で利用可能に
「マティスEB」ほかフォントワークス提供の10書体。商用利用も可能
(2015/3/20 18:58)
(株)MediBangは、マンガ制作ソフト「CloudAlpaca」上で通常有償で提供されている10種類のフォントを無償で利用できるようになったことを発表した。同ソフト上で“メディバン クラウド サービス”にログインすると利用でき、編集部にて「CloudAlpaca」v1.4で動作を確認した。
今回提供されている有償のフォントは、フォントワークス(株)が提供している「アンチックセザンヌ」「スキップ」「マティス」「マティスEB」「ニューロダン」「スーラ」「万葉古印ラージ」「コミックミステリ」「マティスえれがんと」「コミックレゲエ」の10書体。これらのフォントを利用したマンガやイラストを商用利用することも許可されている。
フォントは別途インストールする必要がなく、文字ツールの利用時に[クラウドテキストを利用する]チェックボックスをONにするだけでよい。フォントはプルダウンリストから選択でき、上述のフォントの他にもGoogleが提供する「Noto Sans」やIPAが提供する「IPAゴシック」なども用意されている。ローカルにインストールされたフォントを利用する場合には[クラウドテキストを利用する]チェックボックスをOFFにする必要がある。
なお、プルダウンリストにフォントワークス提供のフォントは9種類しかないように見えるが、“某有名アニメで使われた”という「マティスEB」はプルダウンリストから[FOT-マティスPro]を選択後、[太字]チェックボックスをONにすることで利用可能だ。