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Windows 10向けのオプションを追加したカスタマイズツール「Winaero Tweaker」v0.3

色付きタイトルバーを有効にする機能や音量コントロールを旧来へ戻す機能など

「Winaero Tweaker」v0.3.0.2

 Windowsの設定や挙動をカスタマイズできるツール「Winaero Tweaker」v0.3が、7月27日に公開された。Windows 7/8/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在、不具合修正など施した最新版v0.3.0.2が作者のWebサイトからダウンロードできる。

 「Winaero Tweaker」v0.3では、Windows 10環境で色付きタイトルバーを有効にする機能が追加された。Windows 10のウィンドウのタイトルバーは色のない簡素なものになっているが、本ソフトの[Appearance]-[Colored Title Bars]画面で[Enable Colored Title Bars]ボタンを押すだけの簡単な操作でWindows 8.1までのタイトルバーへ戻すことができる。

Windows 10のタイトルバー
Windows 8.1までの色付きタイトルバーを再現

 また、Windows 10のボリュームコントロールを旧来のものへ戻す機能も追加された。このオプションは、[Appearance]-[Old Volume Control]画面で利用可能。新しいボリュームコントロールはシンプルでスマートなデザインになっているが、アプリケーションごとに音量を調整できるミキサー機能にはアクセスできないので、Windows 8.1までのボリュームコントロールを望むユーザーは少なくないだろう。

Windows 10の新しいボリュームコントロール
Windows 8.1までのボリュームコントロール。アプリケーションごとに音量を調整できるミキサー機能にもアクセスできる

 さらに、v0.3.0.1ではロック画面の背景を無効化する機能を搭載。そのほかにも、新しい[日付と時刻]パネルを従来のパネルへ戻す機能など、Windows 10向けのカスタマイズオプションが多数用意されている。Windows 10の新しい機能に馴染めない場合は、いろいろ試してみても面白いだろう。

ソフトウェア情報

「Winaero Tweaker」
【著作権者】
Winaero
【対応OS】
Windows 7/8/8.1/10
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
0.3.0.2

(樽井 秀人)