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キーカスタマイズツール「のどか」がWindows 10に対応。利用期限の長い特別試用版も

Windows 10での利用にはいくつかの制限があるのであらかじめマニュアルを参照のこと

「のどか」v4.29

 汎用キーカスタマイズソフト「のどか」の最新版v4.29が、23日に公開された。本バージョンの主な変更点は、Windows 10を正式にサポートしたこと。「のどか」は価格1,800円(税込み)のシェアウェアで、試用版は起動後30分間しか利用できないが、本バージョンはWindows 10への対応を記念して、特別に12月27日まで利用可能できる試用版が用意されている。

 「のどか」は、ハードウェアデバイスの挙動を変更する“フィルター ドライバー”を利用した汎用キーカスタマイズソフト。ドライバーの利用を避け、“ユーザーモードフック”という仕組みを利用するタイプのキーカスタマイズソフトに比べ高機能なのが特長。

 本ソフトはかつて無償で公開されていた「窓使いの憂鬱」から派生したツールで、デジタル署名を施したドライバーを利用するためWindows Vista以降の環境にも対応するほか、64bit OSでの安定性が向上しているのが利点。その代り、デジタル署名の費用を捻出するためにシェアウェア化されている。

 なお、Windows 10で「のどか」を利用する際にはいくつかの制限があるので注意。とくに「のどか」がセットアップされたWindowsをアップグレードしたり、Windows 10で「のどか」を上書きインストールする場合には重要となるので、事前にマニュアルを参照してほしい。ほかにも、本バージョンではさまざまな内部的な仕様の改善や修正が施されている。

ソフトウェア情報

「のどか」
【著作権者】
applet 氏、TAGA Nayuta 氏(原作)
【対応OS】
64bit版を含むWindows 2000/XP/Vista/7/8/8.1/10
【ソフト種別】
シェアウェア 1,800円(税込み)
【バージョン】
4.29(15/09/17)

(樽井 秀人)