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「iTunes」にCVE番号ベースで12件の脆弱性、問題を修正したv12.3.1が公開
そのほかにも“iTunes Match”や“Apple Music”の改善や不具合の修正も
(2015/10/22 14:46)
米Apple Inc.は21日(現地時間)、メディアプレイヤー「iTunes」の最新版v12.3.1を公開した。本バージョンは脆弱性が修正されたセキュリティアップデートとなっている。
同社によると、今回修正された脆弱性はCVE番号ベースで12件。レンダリングエンジン“WebKit”に存在するメモリ破壊の脆弱性により「iTunes」で“iTunes Store”を閲覧する際に“中間者攻撃(man-in-the-middle)”を受ける恐れがあるほか、“CoreText”のメモリ破損問題によりアプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されるとのことで、Windows 7およびそれ以降のOSに影響する。
そのほかにも、本バージョンでは“iTunes Match”や“Apple Music”の使い勝手が改善されたほか、アップロードに関する不具合が修正されているとのこと。
「iTunes」は現在、同社のWebサイトからWindows版およびMac版が無償でダウンロード可能。Windows版は64bit版を含むWindows 7以降に対応する。
ソフトウェア情報
- 「iTunes」Windows版
- 【著作権者】
- Apple Inc.
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 7以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 12.3.1.23(15/10/21)