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「Chrome OS M138」が公開 ~デバイス変更後も作業を継続できる機能などを追加

「Google レンズ」はスクリーンのテキストをコピーできるように

Google、「Chrome OS M138」を発表

 米Googleは7月25日(現地時間)、「Chrome OS M138」を発表した。以下の新機能と改善が含まれている。

  • フリーフォーム壁紙:プロンプトをもとに壁紙を生成(Chromebook Plusデバイスのみ)
    プロンプトをもとに壁紙を生成
  • 読書支援:冗長で複雑な言語や専門用語で書かれたテキストをAIがわかりやすく(Chromebook Plusデバイスのみ)
  • デスクシンク(desk sync):ユーザーが他のデバイスに切り替えたときに、中断したところからすぐに再開できるように。前のセッションのすべてのウィンドウ、タブ、Cookieまでもを復元するため、シームレスに移行できる
    医療や接客、製造業などのフロントラインワーカー向け機能「デスクシンク」
  • Google レンズでスクリーンのテキストをコピー:ランチャー右上のアイコンから利用できる
    ランチャー右上のアイコンから「Google レンズ」へアクセス
    スクリーンのテキストをコピー

 そのほかにも、アクセシビリティ機能の更新と不具合修正が行われているとのこと。

 「ChromeOS」のアップデートは、一部の環境から順次展開される。アップデートできるようになると、「設定」アプリの[ChromeOS について]画面から適用が可能だ。セキュリティ修正も含まれているので、できるだけ早い対応が望ましい。

 なお、OSの新機能や改善は段階的に展開されることがある。アップグレードしてもすぐに利用できるようになるとは限らない点には注意したい。