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GitHubのコーディングフォント「monaspace」がv1.300に、850以上もの文字・記号を追加
必要なフォントだけをダウンロードできるようにパッケージも分割
2025年8月26日 13:15
米GitHubは8月21日(日本時間)、コーディングフォント「monaspace」をv1.300へとアップデートした。グリフの追加やダウンロードパッケージの見直しなどが行われている。
「monaspace」は、次世代の開発エクスペリエンスを模索・実現する取り組み「GitHub Next」から生まれたプログラミング向けのモダンな等幅フォント。リガチャー(合字)による記号表現など、近年のコーディングフォントのトレンドを押さえつつ、文字同士が詰まって見える部分の間隔を微調整し、可読性を高める技術「Texture healing」などを積極的に取り入れているのが特徴だ。
最新のv1.300では、850以上の新しいグリフが追加された。アルファベットの上付き文字・下付き文字やプログラミング言語「APL」で利用する記号、惑星や八卦、音楽、数学、論理学などで使われる記号などが収録されている。v1.4ではギリシャ文字の追加も予定されているとのこと。
そのほかにも、配布方法が見直された。従来はすべてを1つのパッケージングしていたため、ファイルサイズが約1GBにまで膨れ上がっていたが、v1.300ではいくつかのパッケージに分割され、必要な部分だけをダウンロードできるようになっている。
- monaspace-frozen-v***.zip:OpenType機能をサポートしない一部エディター向け
- monaspace-nerdfonts-v***.zip:「Nerd Fonts」を加えたバージョン
- monaspace-static-v***.zip:静的フォント
- monaspace-variable-v***.zip:可変フォント
- monaspace-webfont-nerdfonts-v***.zip:「Nerd Fonts」を加えたWebフォント
- monaspace-webfont-static-v***.zip:静的なWebフォント
- monaspace-webfont-variable-v***.zip:可変のWebフォント
ソフトウェア情報
- 「monaspace」
- 【著作権者】
- GitHub
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 11で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.300(25/08/21)