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次期大型更新「Windows 11 バージョン 25H2」のISOイメージファイルが提供開始

OSのクリーンインストールやVMの作成、OOBEのテストなどに

「Windows 11 バージョン 25H2」のISOイメージファイルが提供開始

 先日Release Previewチャネルでリリースされた「Windows 11 バージョン 25H2」に、ISOイメージファイルが追加されたとのこと。米Microsoftが9月10日(現地時間)、公式ブログなどで明らかにした。

 「Windows 11 バージョン 25H2」は現在、Release Previewチャネルに参加しているテスターに対し、「シーカー」(Seeker)エクスペリエンスを通じてオプション提供中。「Windows Update」設定画面でアップデートを手動チェックすると、ダウンロードとインストールが案内される。

 しかし、こうした上書き更新はOSをクリーンインストールしたい場合や仮想マシン(VM)を手早く作成したい場合には向いていない。また、「バージョン 25H2」のセットアップ画面(OOBE)をテストすることもできない。そのため、ISOイメージファイルの提供を心待ちにしていたユーザーも少なくないだろう。

 「バージョン 25H2」のISOイメージファイルは現在、公式サイトから無償でダウンロード可能。Webページ右上のプロフィールアイコンから「Windows Insider Preview」プログラムへ参加済みの「Microsoft アカウント」でログインすると、Webページ下部のプルダウンメニューで「バージョン 25H2」 (ビルド 26200) のISOイメージファイルが選択できるようになる。

「Windows Insider Preview」プログラムへ参加済みの「Microsoft アカウント」でログイン
プルダウンメニューで「バージョン 25H2」(ビルド 26200)のISOイメージファイルが選択できる

 あとは言語選択などの手順を踏めば、24時間利用可能なダウンロードリンクが発行される。ファイルサイズは約7GB。

24時間利用可能なダウンロードリンクが発行される