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クラウドゲーミング「GeForce NOW」にGeForce RTX 5080 SuperPODを導入開始
Ultimateメンバーシップを12カ月契約で「ボーダーランズ 4」をプレゼント
2025年9月11日 16:08
NVIDIAは9月10日、クラウドゲーミングサービス「GeForce NOW」において、GeForce RTX 5080クラスの性能を持つ「GeForce RTX 5080 SuperPOD」の導入を開始した。最上位プランとなるUltimateメンバーシップのユーザーに対して提供される。
「GeForce NOW」ではこれまで、Ultimateメンバーシップのユーザーに対して、「GeForce RTX 4080 SuperPOD」が提供されてきた。今回のアップグレードにより、DLSSマルチフレームジェネレーションなどの最新技術に対応するほか、さらなる遅延の低減、最大5K解像度で120fpsのフレームレートの実現など、サービスの質が向上する。
「GeForce RTX 5080 SuperPOD」を利用できるのは、「GeForce NOW」アプリ内で「GeForce RTX 5080対応」とされたリストに含まれているタイトルに限られる。また現時点では、このタイトルを選んでも旧仕様の「GeForce RTX 4080 SuperPOD」に接続されることもある。
前回のアップグレードと同じ対応であれば、「GeForce RTX 5080 SuperPOD」は今後数週間かけて順次置き換えが進んでいき、その間は旧仕様で接続される可能性がある。対応タイトルについても、毎週更新していくという。
同社は今回のアップグレードを記念して、Ultimateメンバーシップを12カ月契約したユーザーを対象に、9月12日発売の新作アクションRPG「ボーダーランズ 4」を先着順にプレゼントする。期間は9月25日まで。「GeForce NOW」では発売日と同日の9月12日から「ボーダーランズ 4」のサービス提供を開始するとしている。
このほか「GeForce NOW」では、自分でゲームをインストールできる新サービス「Install-to-Play」の提供を開始する。対応タイトルは「Steam」で提供されているタイトルから2,200本以上とされており、UltimateおよびPerformanceメンバーシップのユーザーに提供される。
利用できるのは、セッション終了後にデータが保存されないシングルセッションストレージで、容量は1ユーザーあたり100GB。「Steam」のクラウドセーブに対応するゲームならば、次回のセッションでゲームを再度インストールすれば続きを遊べる。データが消失しない永続クラウドストレージも有料で提供される。