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「Google Chrome」に3件のセキュリティ修正 ~最大深刻度はHigh
Windows環境には修正版のv141.0.7390.65/.66が展開中
2025年10月8日 15:13
米Googleは10月7日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。現在、Windows/Mac環境にはv141.0.7390.65/.66が、Linux環境にはv141.0.7390.65が展開中だ。
本リリースは、原則毎週実施されているセキュリティアップデート。今回は以下の3件の脆弱性が修正された(括弧内は深刻度)。
- CVE-2025-11458:Heap buffer overflow in Sync(High)
- CVE-2025-11460:Use after free in Storage(High)
- CVE-2025-11211:Out of bounds read in WebCodecs(Medium)
デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。