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「Google Chrome」のセーフブラウジングに脆弱性、修正版が公開
Windows環境ではv141.0.7390.107/.108が展開中
2025年10月15日 13:08
米Googleは10月14日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。現在、Windows/Mac環境にはv141.0.7390.107/.108が、Linux環境にはv141.0.7390.107が展開中だ。
本リリースは、原則毎週実施されているセキュリティアップデート。今回は以下の1件の脆弱性が修正された。
- CVE-2025-11756:Use after free in Safe Browsing(High)
今回脆弱性が修正された「セーフ ブラウジング」(Safe Browsing)は、フィッシング詐欺やマルウェア、潜在的に迷惑なプログラム(PUA)などからユーザーを保護するために、2007年に立ち上げられたGoogleのサービス。「Chrome」にも組み込まれており、閲覧ページのチェックや不審なダウンロードのブロックを行っている。
デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。