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「ペイント」にもリスタイル機能、キャンバスに描いた絵をさまざまな画風に

Snapdragon搭載の「Copilot+ PC」限定、Canary/Devチャネルでテスト開始

「ペイント」にもリスタイル機能

 米Microsoftは10月22日(現地時間)、Windows 11標準のグラフィックスアプリ「ペイント」(mspaint)のアップデートを発表した(v11.2509.441.0)。新機能「スタイル変更」(Restyle)が追加されている。「Microsoft フォト」アプリに導入されている「Copilot+ PC」機能「リスタイル イメージ」(Restyle Image)によく似た、画風の調整機能だ。

 「スタイル変更」機能は、[Copilot]ツールボタンからアクセス可能。サイドパネルで、キャンバスに描いた画像を異なるスタイルへ簡単に変更できる。執筆時現在、画像のスタイルは以下の9種類が選べる。

  • 油絵
  • 水彩
  • ピクセル アート
  • 印象主義
  • フラット イラスト
  • ポップ アート
  • インク スケッチ
  • ヴィンテージ コミック
  • クレヨンで書いた絵

 好みのスタイルを選択して[生成]ボタンを押すと、スタイルを適用した新しい画像が生成され、キャンバスに追加したり、クリップボードへコピーしたり、ファイルとして保存できる仕組みだ。

「スタイル変更」機能は、[Copilot]ツールボタンからアクセス可能
選べるスタイルは9種類
好みのスタイルを選択して[生成]ボタンを押すと、スタイルを適用した新しい画像が生成される

 なお、「スタイル変更」機能を利用するにはSnapdragonプロセッサーを搭載した「Copilot+ PC」が必要。また、利用の際は「Microsoft アカウント」によるサインインが要求される。まずは「Windows Insider Program」のCanary/Dev/Betaチャネルでテストされ、大きな問題がなければ一般展開されるはずだ。